33歳で没イチになった男のセカンドライフ

33歳で没イチになった男のセカンドライフ日記。没イチのリアルな生活をここで綴っていこうと思います。

認知症と介護  その①

こんにちは!終活ガイドのたけもとです

今回は、家族が認知症とわかったら?というテーマです。

f:id:taketaku0818:20200912103718j:plain


 

認知症は本人にも家族にも切実な問題であり、認知症という病気を正しく理解し、誤解や偏見なく対応することが非常に大事です。
症状や原因を知ることで、予防や初期段階の対応に生かすことができます。
認知症の高齢者を家族介護することは本当に容易なことではありません。

では、どうすればいいのか?今回はアルツハイマー型認知症についての対応方法を書いていきます。

※レビー小体型認知症と脳血管性認知症について今回は書いていません

認知症による物忘れと、加齢による物忘れは別物

認知症=物事を記憶すること自体出来ない状態

物忘れ=加齢による脳の自然な老化現象であり、記憶を思い出せいだけの状態

 

記憶を思いだすか思い出せないではなく、記憶するこたが出来るか出来ないか

なので認知症はヒントがあっても思い出すことができません。
例を挙げると、アルツハイマー型認知症では直近の記憶を覚えていられないため、同じことを何度も尋ねたり、食事を摂ったことを忘れて食事を催促したりします。

本人にとっては記憶もなく経験していないことなので「繰り返している」自覚はありません。

 

※認知症は今まで出来たことが急に出来なくなる訳ではなく、徐々に出来なくなっていきます。そして新しいことを覚えれなくなりますが、古い昔の記憶は覚えています。

 

 

老化現象の物忘れと認知症による物忘れチェックをしてみましょう


老化現象と認知症、それぞれの物忘れについて以下に特徴をまとめました。

「最近物忘れが多くなったな」と心配になったときに、ぜひ参考にしてみてください。

(出典:認知症診療ガイドライン)



症状の進行具合、認知症の主な症状を挙げますので、チェックしてください。

 
●認知症の初期症状
「同じことを繰り返し言う」「以前はできていたことができなくなる」「同じ服ばかり着る」「物忘れや探し物の回数が増えるなどが挙げられます。
自分の年齢や「今日は何年何月何日の何曜日か」「今の季節は何か」「今どこにいるか」などがわからなくなっている様子が見られたら、認知症の初期症状といえます。できるだけ早めに専門医の診察を受け、症状を悪化させないようしましょう。

 ↓


●中核症状
認知症の症状は大きく、中核症状と周辺症状(BPSD)に分けられます。

 
中核症状には、「記憶障害」「見当識障害」「失認・失行・失語」「実行機能障害・判断力障害」があります。認知症の原因となる疾患によって脳細胞が委縮したり変性するために起こると見られています。

 
・記憶障害
食事の内容はもちろん、食事したこと自体を忘れてしまいます。薬を飲んだかどうかも忘れてしまうため、服薬治療を受けている場合は注意が必要です。

 
・見当識障害
日付や曜日、季節、さらには今いる場所がわからないという障害です。そのため外出したら戻れなくなる症状が現れます。

 
・失認、失行、失語
失認は五感の感覚が働かない状態です。
失行は、手足はマヒしていないのに、「歯みがき」や「ネクタイを締める」といった当たり前に出来ていた行動ができない状態のことを指します。

失語は言葉を聞く・話す・読む・書くという言語情報に関する機能が働かない状態です。

 
・実行機能障害、判断力障害
以前は難なくできていた行動や善悪などの判断ができなくなる状態です。例えば、料理ができなくなったり、リモコンを使ってテレビのスイッチを入れられなくなる例がよく知られています。
これらの障害のために、認知症の人は過去・現在・未来という連続性の中で自分や物事をとらえることができなくなり、過去の記憶をたどることも未来を予測することもできず、不安な感覚に陥ってしまいます。
その結果、落ち着かない言動を取ったり、繰り返し同じ質問をしたりする行動が見られるようになります。

 
 
●周辺症状
脳の器質性の病変によって認知機能に障害を持つ人が現実生活に適応しようとしたときに生じます。具体的には「徘徊」「抑うつ」「失禁・弄便」「幻覚」「妄想」「睡眠障害」「暴言・暴力」などです。

 
・徘徊
従来は目的もなくさまようと考えられていましたが、最近では認知症の人は何か目的があってどこかを目指しているという見方もあります。

 
・抑うつ
気分が落ち込んで活動することを嫌がる状態です。思考や感情が閉鎖的になる中で頑張り続けると、うつ病へと進展することがあります。

 
・失禁
意思に沿わず便をもらしてしまうことです。弄便は、排泄した便をいじり壁や床などにこすりつけたりする行為です。

 
・幻覚
実際には外部からの感覚的刺激が与えられていないにもかかわらず、刺激を受けたと感じたり、幻視や幻聴が起こります。

 
・妄想
例えば、誰も何もしていないのに、「財布を盗まれた」と思い込む状態が妄想です。いくら「誰も盗んでいない」と説明しても、認知症の本人は容易に理解できません。

 
・睡眠障害
眠れなくなる状態のことです。体内時計を司る神経が異常をきたすことにより起こります。昼夜逆転が当たり前になると、介護者の負担も大きくなります。

 
・暴言、暴力
いろいろなことが理解できなくなっている認知症患者の焦燥や怒りが、本人または他者に向けた攻撃的行為となって現れることがあります。普通の人なら我慢できることでも、認知症によって感情を抑えられなくなっていると考えられています。

 

 

 

認知症の物忘れに対する対応は?


もし家族が認知症だった場合、その物忘れは認知症の「症状」です。対応する側は、責めたりイライラしたりせず、理解することが重要です。

同じことを何度も尋ねることも、本人にとっては経験していないことなので記憶にもありません。否定せず「お茶でも飲んで待っててね」など、気をそらす返答をしてみるのが効果的です。

日常生活に支障が出ている場合、認知症の本人も強い不安や戸惑いを感じています。

物忘れを起こしている側と、対応する側では感じている世界観が違うということを念頭に置き、否定したり叱るような言動は抑えたほうがいいです。

物忘れを補い工夫など取り入れお互いの負担や不安を少なくしていく。

薬の飲み忘れがないようカレンダーに印をつける、食事を摂ったら朝昼晩それぞれカードを作って裏返しておくなど、目に見える形でルールを作っておくと、本人にも説明しやすくなります

その他、キッチンで火をつけたまま忘れる、タバコに火をつけたまま忘れるなど、火に関する物忘れは命に関わる危険がありますので、周囲の方の十分な注意が必要です。

※心に余裕が持てなくなる前に、誰かに頼り福祉サービスを受けましょう。

 

 

 

異変に気づいたら早めの受診を


認知症は早期発見が重要であり早めに診断して治療を始めれば、進行を遅らせたり、日常生活の工夫で改善できることもあります。
物忘れだけが認知症の兆候ではありませんが、少しでも疑われるときは、早めにかかりつけの医師や専門の医療機関を受診して正しい治療を受けましょう。

物忘れ以外で見られる特徴

・財布の中に小銭ばかり増えている ・冷蔵庫の中に同じものがいくつかある

・歩くスピードが遅くなる ・だんだん痩せていく

・身なりを気にしなくなる ・部屋の中が散らかっていく

・テレビの内容が理解出来なくなる

などの症状も前兆なので、気をつけて見てください。

 

 

 

認知症の方を支える3つの馴染み

・人間関係 ・物(愛用品など) ・行動

 

なるべく環境を変えないようにして、人間関係、生活環境、生活習慣を認知症の人のリズムやペースに合わせてあげることも大切です。
孤独にさせないで人と関わる時間を定期的に作る!在宅であれば時々話しかけたり、施設であれば他の入所者と顔を合わせ、交流する機会を設けると良いでしょう。孤独は不安感を募らせ、不安感は認知症を悪化させます。

 

 

 

認知症を正しく理解して、患者と良い関係を

家族が認知症になると寂しさや、時には腹立たしい気持ちが湧いてくる人もいるでしょう。しかし、認知症の人は何もかもできなくなるわけではなく、できることもあります。認知症の人への愛情と病気に対する正しい知識を持って対応し、良い関係をつくっていくことが大切です。
ただし、家族介護は長期化すればするほど家族への負担が大きくなります。専門家の相談窓口や介護サービスなどを上手に利用して、無理のない介護を心掛けましょう。

 

 

 ではまた!